題目：真の仕え(弟子道)
聖書：マタイ20:20-28
ヤコブとヨハネの母は、イエス様がこの国の最高の支配者になれば、一人は主の右側に、もう一人は左側に座らせてくださいと頼みます。つまり、力を使うことができる席に座らせて下さいということです。マルコによる福音書によれば、ヤコブとヨハネが直接イエス様にお願いしています。イエス様がエルサレムに上がると言われると、当時の宗教と経済の中心地であるエルサレムに上がれば、そのすべてが成し遂げられるという期待がありました。だから母を通って特権を頼んでいるのです。しかし、この話を聞いた他の弟子たちは怒っていました。そうでなくても、イエス様はペテロとヤコブとヨハネを偏愛するようで、気分があまり良い状態ではありません。ところが、決定的な時にイエス様に権力を求めたと言われたのです。たぶん怒りを出すのは当然のことかもしれません。イエス様は、このように虚しいことに意味をもって争っている弟子たちを呼びかけます。そして再び弟子道についておっしゃってくださいます。わたしたちの利己心から抜け出して、虚しいところに意味を置かず、正しくイエス様の弟子として生きていくためには、真の仕えの道を悟らなければなりません。それでは、仕えとは何ですか？まず第一に、私よりもまず他人に配慮することです。私たちが他人に仕えるということは、私よりもまず他人に配慮する心です。皆さんがどれほど人に仕えているかを一度チェックしてみてください。礼拝の時間に遅刻しないことも人に仕えることです。携帯電話の電源を切らないとか、またはマナーモードにしておらず、礼拝の途中で鳴るようになった場合、携帯電話の響きによって説教に集中している人の視線を散らすことは問題になります。教会に来て席に座るのも仕えが必要です。恵みを慕い求めて受けるためには、前の席に座れば良いです。そうすることによって、遅れて来る方があまりごめんにならないでしょう。小さなことから、他人に配慮して考える姿勢がまさに仕えの態度です。第二に、自分を下げることです。他人より自分を高めようとすれば、決して仕えることはできません。イエス様は神様と同等の方です。しかし、自分を無にして仕える者の姿に下げました。この低さの心がまさに仕えです。人々は高くなりたいと求めながら、低くなるのが嫌いです。だから手段と方法を選ばず高めようとします。自分の努力や力で他人を踏んで上がると、いつか他人によって落ちる時があります。ねたみやそしる人が生まれるからです。イエスの弟子たちも同様です。低くなることよりも高くなりたいという欲が共同体を壊しました。私たちがイエス様に従う弟子になることを望んでいても、まだ高めようとするなら、仕えることとは程遠いです。私たちは高い場所から低い場所に降りて来なければなりません。私たちが職を持っているということは、それほど多く仕えなさいという主の命令であると信じています。仕えることとは、他人が挨拶する前に私が先に挨拶することです。他人にさせる前に私が先にすることです。これが仕える姿勢です。第三に、仕えることは自分を与えることです。つまり犠牲です。私を与えることなく、他人に仕えることはできません。私が欲しいものを手に入れるには、まず私にあるものを注ぐ必要があります。分けなければなりません。私に与えられた命を分けることが、まさに最高の仕えです。私たちにある希望を与えなければなりません。私たちにある喜びを与えなければなりません。私たちにある神様の賜物を分けなければなりません。これがまさに主が私たちに望む弟子たちの姿です。イエス様は、「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたもお互いを愛しなさい」と言われ、私たちがお互いに愛すれば、すべての人が私たちがイエス様の弟子であることを認めるようになると言われました。同様に、私たちの水戸愛の教会すべての聖徒たちが、真の仕えを通して、私たちがイエスの弟子になったことを世の中で明らかにすることができるように、それで神様が与える聖なる祝福が私たちの中で日々豊かになることを主の御名で祝福します。
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