題目：福音に相応しい生活をしなさい
聖書：ピリピ1:27-30
神は使徒パウロを通して天国の市民権を持つ私たちがどのように神に喜ばれる福音にふさわしい生活を生きるのか？を言われています。どのように生きることが福音にふさわしい生活をすることでしょうか？最初に、信仰のために互いに協力することです。「協力する」という言葉は、スポーツ用語です。運動競技でどんなに優れた個人技を持っていても一人で走っては勝つことができません。攻撃と守備が調和をなし、協力することで勝利することができます。イエス様を信じることは個人戦だが、信仰生活は個人戦ではなく、団体戦です。救いは個人的な信仰の告白で与えられます。しかし、信仰生活の成長は絶対に一人では成し遂げられません。教会が健康になって復興するためには、多くのメリットを持っているとしても欠点、すなわち弱い部分を補完しなければ健康な教会を期待しにくく、教会成長もありえません。そうすると、私たちの教会の弱い部分は何でしょうか？あなたは何だと思いますか？私は伝道と祈りだと思います。みんな自分の信仰生活は熱心にするようだが、自分の周りに身近に接する人を教会に導くことにおいては、かなり不足しているようです。私たちが最も力を尽くすべき部分が伝道であり、神を最も喜ばせることが伝道であることをよく知っているにもかかわらず実践することは難しいようです。二つ目は祈りです。祈りの情熱が消えた教会は、オイルのない灯と同じです。だから、教会で一緒に祈りしようと動機を与えるときに熱心に出てください。水曜礼拝も出て、女性祈祷会にも出て、できれば早天祈祷会にも出てください。クリスチャンが祈りの力を味わわなければ、真の信仰生活の喜びを味わうことができません。私たちの教会は、このような欠点を補完すれば、すぐに復興することになることを信じます。私たちは、一緒に祈り、一緒に協力しなければなりません。第二に、敵対する者を恐れないことです。当時ピリピ教会の信徒たちの敵対者は、周辺に住んでいた異教徒と、キリスト教を迫害していたユダヤ主義者でした。彼らは福音伝道を妨害し、信じる人々を迫害しました。しかし、パウロは苦難と迫害の中でも、敵対者たちを恐れてはいけないと励まします。勇気と忍耐を持って信仰で戦って勝利することを促しています。主日に私たちは、時間の十分の一を神にささげなければなりません。主日に時間の十分の一は、2時間24分です。ですから、皆さんは主日に教会に来て一時間は礼拝し、残り1時間24分は何か奉仕をしてください。食事の交わりの後、お皿洗いとか、恵みプラスに参加するとか、また他の方々とお付き合いをしても良いです。何か受けた恵みを仕えと奉仕を通じて分けあってください。それが主日に時間の十分の一を神にささげるものであり、また、皆さんの信仰が成長する秘訣です。時々私たちは信仰生活を頑張っても逆境に会うことがあります。その時、皆さんは恐れないでください。逆境に出会った時に、皆さんの信仰が輝くべきです。本当の信仰は、そのとき証明されるのです。第三に、苦難を喜びとして受け入れることです。私の人生に最高最大の事件は、私がイエス様を信じたことです。主に従うためには、時には苦難と迫害があります。しかし、ヤコブ長老は私たちにこう勧めます。「私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです。その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた、完全な者となります」(ヤコブ1：2-4)苦難は、私たちを完全な神の人で作るのに鍛える過程であることを語っておられます。私たちが会う苦難はしばらくトンネルを通るプロセスです。トンネルは近道だと申し上げました。トンネルがない場合、長い道のりを回って行きます。そして、トンネルはいつか終わりがあると申し上げました。もし皆さんの中で苦難のトンネルを通っている方がいますか？ご安心下さい。トンネルを過ぎるとあれほど願っていた希望の明るい光を見ることになるでしょう。したがって、さらに忍耐し、永遠の神の国を眺めながら、苦難さえも喜びに受け入れ、天国の民としてふさわしい生活をしなければなりません。これが今日、主が私たちに求めておられる福音にふさわしい生活です。
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