題目：イエス、その御名のちから
聖書：マタイ6:25-33
今日の本文の御言葉を一言で要約してみると、心配してはいけない！と言うことです。イエスは、その心配の源は、物質から出てくるものであることを知らせてくれます。食べて飲んで、着る、衣食住のすべての問題は、まさにお金と繋がっている問題であるため、私たちの心配と思い煩いはお金と密接な関係があるのです。憂いや心配は、単に考えが深いことを言うことではありません。心理学的に見たときに憂いや心配の定義は、それが原因で、他の日常生活に余裕がない状態を指します。イエス様の教えを深く読んでみると、神はもともと私たち人間を心配や憂いなく生きていく存在に造られたと言われます。何を根拠に知ることができますか？ 私たちは、空の鳥よりも 貴重な神の子どもだからです。さて、それにもかかわらず、私たちは神が与えてもしない心配と思い煩いの中に一日一日を生きる理由は、信じるべき対象に、神がおらず、その場所にお金が上がっているからです。つまり、私たちは口では神を信じていると言うが、実際には神を信じないでお金に頼るためです。私たちが神を頼りにしているのか、 それとも、神に頼ることなく、お金を頼りにしているかどうかを調べるには、次の2つのことを考えてみれば簡単に知ることができます。第一は、何を祝福に思っているのかと言うことです。 第二には、、デパートで買い物をする時と教会で礼拝をささげる時の満足感を比べて見れば分かります。私たちが信じているキリスト教は、歴史的に多くの異端の攻撃を受けてきました。そしてそのような危険は、現在でも、常に私たちの周りにもあふれています。だから、各教会と教団は異端を倒すことができる教義教育を強化し、異端の特徴を説明する冊子を作成して教育をしたりします。ところが、実際に、もう少し深く考えてみると、私たちは、キリスト教を脅かすのが、他の異端宗教ではなく、現代の消費文化であることを知ることができます。すでに現代の消費文化は、キリスト教を最も脅かすものであると多くの神学者たちが心配して言っています。宗教学者たちは、キリスト教を脅かす最大の宗教は、間違った教義で人を誘惑する異端ではなく、まさに消費文化をけしかけるデパートだと言っています。それゆえ、私たちは霊的に戦って勝たなければならないのが、まさにお金の問題であります。イエス様は、今日、私たちに何も心配しないようにと言っておられます。心配は不信仰です。神を信じないことから来る不信仰なのです。神よりも多くのお金を頼ることからくる不信仰です。ヨハネ14章1節では、「あなたがたは 心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい」としましたが、心配して憂いを持つと言うことは、神を信じず、また、イエス様も信じないと言うことと同じです。イエス様は、空の鳥、野の花を例えにして、私たちに必要なものを、神が満たしてくださると約束されました。私たちは、空の鳥、野の花よりも貴重な神の子供たちだからです。お金のために心配しないで、食べて飲んで着ることを心配しないで、神の供給を信じ、お金が与える満足感よりも、神から供給される、さらに大きな喜びを味わいながら生きていく皆さんになりますよう、主の御名によって祈ります。
|
|
|
.gif){kind=small}
