題目：あなたの祈りを聞き、あなたの涙を見た
聖書：イザヤ３８ ：１－８
クリスチャン文化と非クリスチャン文化の最大の違いは何だと思いますか？ 私は死に対する態度だと思います。クリスチャン文化では、死は終わりではなく、新たなスタートであり、永遠の命を信じているので 死はおなじみのものです。死は特徴があります。いつ死ぬかもしれないということ、生まれるのは順序があっても死ぬことは順序がないこと、そしてどのように死ぬかもしれないということ、 死は徹底的に一人で死ぬことです。誰も代わりに死んでくれません。死は避けられないものです。今日の本文1節に... 「そのころ、ヒゼキヤは病気になって死にかかっていた...」（イザヤ38：1）としました。時期的には非常に重要な時期に、ヒゼキヤが死にかかっていたのです。もし今日、私たちにこのような死が訪れたら、あなたはどのようにしますか？人の力でどうにもできない病気だと判断されれば、近づいて来る死に対処する方法が大体に2種類の在り方で現われます。 1.極めて人間的な方法に現われます。体にいい薬があれば値がいくら高くても惜しみなく買って食べます。それでもだめなら手段と方法を選ばず必死にもがきます。そして、何かに頼って見ようとする属性が強くなり始めます。 2.信仰的に対処します。通常時の信仰は、あっても生き、なくても生きます。人が健康で、力があり、食べるのがあって平安するときには信仰はあまり必要としないように見えます。あってもまま、なくてもまま十分であるように思われます。しかしながら人が生きてるときに、ある時点に行っては、信仰がそんなに切なく必要な時があります。信仰の力はそれに無限の力と真価を発揮するようになります。それがいつなのでしょう？ 終末の場合、つまり、死ぬときです。人が終末を迎えて、危機に会ったときは、この信仰が威力を発揮するようになります。本当に神を信じている人であれば終わりの時間が近づくと、良い病院も、良い薬もいいが、まず祈るべきであります。ヒゼキヤ王が突然に死刑宣告を受けました。イザヤは宣言します。神が言われますが、あなたは死ぬ。だからあなたは家を整理せよ。本当にどうにもできないことです。方法がありません。神が死刑を下したから誰が防ぐことができるのでしょう？ところが、この通告を受けてから、ヒゼキヤがどのようにしましたか？ 3節を再び見ると、ヒゼキヤが顔を壁に向かって神に祈りを... 「「ああ、主よ。どうか思い出してください。私が、まことを尽くし、全き心をもって、あなたの御前に歩み、あなたがよいと見られることを行ってきたことを。」こうして、ヒゼキヤは大声で泣いた。」（イザヤ38：3）ヒゼキヤは大声で泣いたとしました。ヒゼキヤは心をこめて神にすがります。その結果、どうなりましたか？彼の大声の泣きを聞き、神は預言者イザヤを再ヒゼキヤのもとに送られます。イザヤが来て伝えた言葉が5節、6節です。「....『わたしはあなたの祈りを聞いた。あなたの涙も見た。見よ。わたしはあなたの寿命にもう十五年を加えよう。わたしはアッシリヤの王の手から、あなたとこの町を救いだし、この町を守る」(イザヤ38:5,6)全能の神にできないことはありません。死ぬ病気だったヒゼキヤの命が15年も延ばされます。命だけでなく、 侵略者から国を守ってくださると、もう一つ、プラス恵みを下さいました。ヒゼキヤは絶望の時に、どのように生きるべきかを彼の大声で泣きながらの祈りで私たちに語っています。あなたがたは神の前に大声で泣きながら祈りなさいと言うことです。私たちの祈りに、このような涙が必要です。このような切なる思いが必要です。皆さん、世を生きてみると、私の力では到底に解けない問題に直面するときがあります。そのたびに、その危機に対処する方法がそれぞれ異なる場合があります。しかし、あなたがたは祈りなさい。その時は、ヒゼキヤを思い出してください。神の前に大声で泣きながら祈りなさい。神に涙を見せてください。神が皆さんの涙を見れば既に答えは、あなたのものです。
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