題目：不誠実な関係
聖書：ホセア1:1-6
先週にも調べてみましたが、イスラエルの民たちがカナンの地にいられるのは、神との契約関係にあるときのみです。同様に、神との契約関係が破れますと、もはやカナンの地にいられません。私たちは、ここで二つのことを考えるようになります。一つは、果たして神は自分がが選んだ民を何か欠ているとしてこれを捨てられるかということです。そして、もう一つは、もしこれらが捨てられるなら、全世界を救うという神の救いは、今後どのようになるかということです。今日はこれについて一緒に調べてみます。1. 三番目の子ども(ローアミ). イスラエルの民たちに、最も重要な単語は「アミ」という言葉でした。アミは、わたしの民という意味です。これはまるで、彼らにある保証のような重要な単語でした。今まで神がイスラエルの民たちと一緒にしながら、すべての恵みを与えたのは、彼らが神に「アミ」だったからです。つまり、私の民だったからです。しかし、今は 'ローアミ」と言われます。もはや神の「わたしの民」ではないという意味です。ホセアはゴメルが姦淫な性向が強い女であることを知って結婚しました。神の言葉に従順したのでゴメルが静粛な女ではないということを知っています。ホセアが一度二度こらえていたのは、このように姦淫なことを知って結婚したので、戻って来るのを待っていたのです。ところが、むしろゴメルはホセアが二度も私生児を産んだのに何も言われていないので、完全にばかに間違いないと思いました。まさにこれが彼女が捨てられた理由でした。クリスチャンには確信がある必要があります。しかし、神の前ではいつも不足している自分を出しておく必要があります。なぜなら、私たちが何かよくやったことがあって救われるのではないからです。2. 神の民の意味。神がイスラエルの民たちを選んで、<アミ>、すなわちわたしの民と呼ばれた理由は何でしょうか？それは、神がイスラエルの民たちから何か助けられるためにそのようにしたものではありません。神がイスラエルの民たちを選んだのは、彼らを通して、神ご自身を現わすためでした。神がイスラエルの民たちを選んで、<アミ>とされのは、彼らの変わった姿を通して、神がどれほど慈しみ深い方であるか、またどれほど大いなる愛を持っておられる方であるかを現わすためにでした。神がイスラエルの民たちを選んだもう一つの理由は、彼らを通して全世界を神に導くためでした。神がイスラエルを愛したように、彼らもまた、他の人を愛してあげることを望みました。
しかし、彼らは自分だけを愛しました。そして、他の人に神の愛が流れることを防いでしまいました。彼らは自ら神の民だと言いながらも、神に全然似ていません。それで、神はこれ以上の可能性がないと判断し、イスラエルを捨てることに決めました。3. 神の持続的な救い(10節) しかし、神は、今、腐敗したイスラエルを捨てられるとして、神の救いの計画全体がキャンセルされることがないという事実を明らかにしておられます。いくら、イスラエルが変わるのに失敗して、だから最終的には神から見捨てられるといっても、神の救いの計画が放棄されることはありません。なぜなら、神に選ばれた者が最後まで不従順すると、その人は捨てるが、その計画をキャンセルせず、他の人を介して成していきます。神はアブラハムに約束されたことを忠実に守られます。ただ、自ら高慢て神の恵みの中にいない者だけその場から追い出されるだけです。このように、多くのイスラエルの民が捨てられるといって、アブラハムの子孫たちが無くなることはありません。我々は、我々がローアミだったが、アミになったことを考えて絶対に高ぶってはいけません。そして、私たちの前に困難な事が置かれたときも恨んだり不平不満を言わず、常に神に祈るところに進む必要があります。そしてずっと変わって行くべきです。いつも謙遜になりなさい。その時に、神が高くして下さって、あなたは私のものとおられ、アミ、すなわちわたしの民と称してくださるのです。皆さんは主が来られるまで、神の前にわたしの民と呼ばれる<アミ>になりますよう、主の御名で切にお祈りします。
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